人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カルメン・マキ&OZ 私は風

おとといか、仕事している時にふと思い出した。

中3の時に、深夜ラジオで流れていた、カルメン・マキ&OZの「私は風」という曲、
なんか妙に聴きたくなった。それをさっき、聴いた。

番組はなんだったんだろう、多分、明け方レベルのAMの番組。
AMラジオ(別レコーディング)のレベル(低音質)でも極めて、きーーーーーわめてカッコよかったのだが、
その後レコード(アルバム)買って聴いたら、そんなもんじゃない、凄まじいものだった。
これね。もちろん当時はCDなんぞない、LPレコード。
カルメン・マキ&OZ 私は風_e0094270_00340786.jpg
カルメン・マキ&OZ、1975年発表のファーストアルバム、タイトルもカルメン・マキ&OZ。
ちなみに、りょうがAMで聴いたのはシングルカットのショートバージョンかつ別レコーディングで、
1978年発売1979年ヒット、結果りょう中3の時にラジオで流れていて、それを耳にしていたわけだ。


で、こちらのブログでは、「未だ誰も越えられない日本最強の女性ロック・ボーカリスト、カルメン・マキ。」
という賛辞とともに、この「私は風」という曲のレビューをしているのだが、
「未だ誰も超えられない日本最強」は、りょうをもっても、特に彼女のデビューアルバムについては同意するもの。
今ちょっと尼のCDのレビュー見てみたのだが、レビュー39件中32が最高評価☆☆☆☆☆、ひとつある☆も中身見たら、
「星1つは音楽に対する評価ではなく、CDの音質に対する評価です。」ww

ということで、そのデビューアルバムと同じ音源のつべあったので貼る。
これ、マジでやべえw
こんな「Rock」してる人が日本人にいたってことが驚愕。
この曲11分オーバーなんだが、ほんと全くと言っていいほど間延びしない、かっこよすぎる。
無論、この曲の真価を味わうためには、少音量じゃだめ、ということで-16dB、ボリューム0時w
カルメン・マキ&OZ 私は風_e0094270_00332507.jpg
カルメン・マキ&OZ 私は風_e0094270_00364933.jpg
時間は、、、w
カルメン・マキ&OZ 私は風_e0094270_00362987.jpg
でも、こんな曲は、深夜こそが似合うのだよ。
「官能」という言葉は、人が当たり前に日常を過ごす時間には、そぐわない。
まあそれを許す環境なんぞ、防音に400万かけるか人里離れたとこに住むかしかしかないが、
りょうは無論、それを実現するために、総額1,200万かけて部屋をつくり、
そしてB&W、802Diamondをはじめとした購入額で400万超のオーディオセットを揃えたわけだ。

正直、演奏は、かなり乱れる部分がある、タイミングがあってなかったり、アルペジオが雑だったりね。
でもそんなマイナスをものともせず、上記のとおりこの曲は人の魂をゆさぶるがゆえ、極めて多くの人から、
とんでもねえ高い評価を得ている。

ワンオクのボーカルが言ってるのと同様現代音楽は映像を得て、より高い次元に到達したというのが持論なんだが、
この曲はそんな映像を一切得ていない状態で、現代人を含めた多くの人々に強い衝撃と「震撼」を与える。
それが、1975年、今から44年前の、当時まだROCK後進国日本で生まれたというのが、本当に凄まじいと思う。
ちなみにりょうがこれを買ったのは、1979年、高校1年の頃だったので、既にリアルタイムではなかった。

by ryouchanxp | 2019-02-17 00:38 | 音楽 映像
<< 八海山の醸造所を見学してきた えば / ジクラウォーター >>