10年経って、わかった言葉

今日は、某彼女が某遠いところから帰ってくるので、
羽田までお迎えに行く。
けっこう、空港お迎えは大好き。
だって、下手すりゃうちから10分で着くし、
なんかロマンチックじゃね?
で、また今夜以降きっと、
脳味噌バラ色でバカップル丸出しの豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえな日記になるので、
その前にアップしておかなければならない日記をアップしておこうと。



このあいだ、最近できたマイミクの日記見に行ったんです、マイミク。
そしたらなんかポエムがめちゃくちゃいっぱいでポエマーなんです。
で、よく見てたらなんかポエマーいいぢゃんとか思っちゃって、ポエムとか書いてみたくなったんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、ちょっと読んだくらいで普段書いたことないポエム書きたくなってんじゃねーよ、ボケが。
ポエムだよ、ポエム。

てか今時吉野家コピペかよw

しかしもうポエマーりょう、止まらない止まらないw
ということで、りょうもポエマーになって、先々週の夜に起きた出来事を、ポエムにしてみましたw
ポエマー超初心者ですから、もの凄い悪臭のするポエムかもしれませんので、
読まれる方は悪臭対策をおながいします。
ちなみに、対策商品は小林製薬よりもエステー化学の方がいいと思います。

ちなみにこの話は事実上の、以前ちょっとした反響を呼んだ日記「愛を削り取る行為」の続編です。
別に読む必要はありませんが、
同じ事件を数ヵ月後、ここまで違う風に理解したことは、
自分でも驚きなので、
ヒマな方は見てみて下さい。
一応、一人称は、「ボク」にしてみました。
さぁ、もう最初から悪臭全開だぁ!



タイトル:

10年経って、わかった言葉




一度だけ、ボクは自分の命より愛した人を振ったことがある。





彼女は、いつもボクを批判した。


服がダサイ、仕事に貪欲じゃない、優しくない、大事にしてくれない。



彼女をボクは、とても長いこと追いかけていた。

彼女が誰といっしょにいても、好きだった。

どんなひどいことをされても、あきらめなかった。

彼女のいない人生など、1グラムの価値もないと話した。

彼女以外考えられない、他の誰とも付き合わずに、君だけを待つと言った。

そして本当に、彼女だけを求め続け、待ち続けた。

そうやって、随分と長い月日が経った。




そしてボクは彼女と結ばれた。

でも彼女はいつも、ボクを批判した。

服がダサイ、仕事に貪欲じゃない、優しくない、大事にしてくれない。

答えれないボクは黙る。



 こんなにデートにお金がかかると、服買うお金なんかないよ。

 こんなに会社で高く評価されてるのに、何で休日まで仕事させたいの?

 年中ボクを罵る君に、反論しないことがどれだけ大変かわかる?

 これだけ大切にしているのに、何で満足してくれないの?




言えないボクは黙り込む。

でも彼女はボクを罵り続ける。




ある日ふと、気が付いた。

もうボクは彼女を前ほど愛していない。

彼女の言葉は、ボクの愛情を削り取るヤスリ。




ある日また気が付いた。

もうボクは彼女をほとんど愛していない。

あんなにあったのに、もうほとんど削り取られたボクの愛情。





ある日彼女が電話でこう話す。

友達に、ボクと彼女は合わないって言われたよ、と話す。

楽しそうにそう話す。





その瞬間。

最後に残っていた愛情の一片が、

音もたてずに削り取られた。


そして、もうボクには、彼女に対して1グラムの愛情も残っていない。





「そんじゃあ、その友達が言うとおりにしようか」


ボクは、彼女にピリオドを告げる。






長い長い沈黙。





長い長い、長い沈黙。





そして、そんな時間が過ぎた後、

彼女は最後にボクに言った。


「すぐに彼女とか、作らないでね」







一片の愛情も残っていないボクの心は、

その一言で憎悪の炎に燃える。

「そんなのそっちに関係ないだろ!!!!」

瞬時に電話を叩き切る。










それから10年。







ある金曜日、ボクは、自分の中の、とても大事な感情を、

捨てる決心をした。





すると、それとは全く無関係な、あの時のことを思い出す。










彼女の最後の言葉。


「すぐに彼女とか、作らないでね」





失礼な言葉。


自分勝手な女。


彼女は、最後まで、自分勝手だった。


その時は、心底そう思った。






でも、本当にそうだったの?




プライドの高い彼女。

優しくない彼女。

ボクの気持ちなんかどうでもいい感じの彼女。

文句しか言わない彼女。


でも、


何で彼女は、そんなにボクに文句ばかり言ったの?

何で彼女は、そんなに不満ばかりのボクと毎週会ってたの?

何で彼女は、不満だらけのボクとHしてくれたの?

何で彼女は、ボクと2年も別れなかったの?


今考えれば、随分彼女らしくない彼女。






ようやく今わかった、彼女の最後の言葉の意味。


「すぐに彼女とか、作らないでね」


そんなことを、男に言うような彼女じゃない。


そんなプライドのない言葉を吐く、彼女じゃない。


どうでもいい相手の次の彼女なんか、気にする彼女じゃない。


どうでもいい相手の彼女なんかでい続ける彼女じゃない。








ボクはきっと、長い長い時間をかけて彼女を甘やかしたんだ。


何をしてもキライにならないボク。


連絡するなといったら、ホントに連絡してこないボク。


彼女のことを好きだから、彼女以外はもう一生誰とも付き合わないと宣言したボク。


そして、一生愛し続けると、何度も誓ったボク。





そう、彼女はボクを信頼していたんだ。


それも、とても強く。


とても、深く。




だから、自分がもっともっと、ボクのことを好きになれるように、

彼女はボクを罵った。

彼女が、ボクを好きになれることが、

彼女の幸せであり、そしてボクの幸せであると思ったから。




服がダサイ、仕事に貪欲じゃない。

ボクがもっともっと、彼女に好かれて幸せになれるようにボクを罵った。

優しくない、大事にしてくれない。




そうか。

彼女は、心の底から甘えてたんだ。

そんなボクに。








だから。



最後のあの言葉。


「すぐに彼女とか、つくらないでね」





そんなことを、男に言うような彼女じゃない。

そんなプライドのない言葉を吐く、彼女じゃない。

どうでもいい相手の次の彼女なんか、気にする彼女じゃない。

どうでもいい相手の彼女なんかでい続ける彼女じゃない。

10年たって、今わかった。





あれは、彼女の最後の甘え。










あれは、彼女の最後の賭け。












あれは、彼女が、信じきっていたボクの突然の反乱に、

パニックになりながら、必死で考えた、

ボクをつなぎとめるための、ギリギリの言葉。


























そしてそれを、ボクは叩ききった。


まるで、泣きながら助けを求める子供を、機関銃で撃ち殺すように。





























彼女は、今元気だろうか。


彼女は、今笑っているだろうか。


彼女は、今幸せだろうか。


彼女は、今、どうしてるだろうか。



10年間、彼女のためには一度も流れなかった涙が、


今、滝のようにあふれ出す。









取り返しのつかない事件。

取り返しのつかない自分。

せめて、ボクが今夜流した涙の分だけでも、

彼女が少しでも幸せになれることを、切に願う。
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by ryouchanxp | 2006-07-23 09:28 | 恋愛論
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