ソースって恥ずかしいかい?~ウスターソースの起源

我が家には、ちょっと例を見ないほどソースが常備してある。
多分一般家庭はおろか、食い物屋でも珍しいくらいじゃないか?e0094270_22453159.jpg
左から、アンチョビソース、リー&ペリンのウスターシャーソース、待ちに待ったデミグラスソースルー、
A1ソース(バーベキューソース)、カントリーハーベスト中濃ソース、S&B中濃スパイスソース、
そして、超フツーのブルドッグウスターソース。

ソースって、多分今や日本では、とても流行遅れの調味料なんだと思う。
イトーヨーカドーでも、驚くほど売り場小さいし、
なんか、食べ物にソースをかける、って行為自体が恥ずかしい時代になってもう何十年、って感じ?
でも、そんなに美味しくないか?ソースって。

りょうは、見てもわかるとおりwソース大好きだ。
だからこそ、こんなに揃っちゃってるわけだ、言うまでもないが。
で、ずっと、保存がきくデミグラスソースがないのが悩みだったんだが、
ついにS&Bがやってくれたよ、こんなに素晴らしいものを!
「デミグラスソース ルウ」ときた。
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こいつのおかげで、いつでもデミグラスソースが家で作れる。
中はこんな感じ。e0094270_2341168.jpg

なかったんだよねー、こういうの。
もともと、イタリアンよりフレンチが好きで、和食や中華と同じくらい、日本の洋食が好きなりょうは、
自炊において最大の不満は、デミグラスソースが「缶詰」以外に売ってないことだった。
だから、家でステーキ焼いてもソースは和風にならざるを得ない状況だったんだが。
こいつは、凄い。
ワインで溶いて香辛料に工夫して、かーなり本格的なステーキ/ハンバーグソースとか作れるし、e0094270_2394693.jpg
突然こんなハッシュドビーフもどき?も作れるし、e0094270_2383450.jpge0094270_2385364.jpg
買ってみて失敗したw市販のパスタのミートソースも、こいつを使って、
さらに肉を増量すればえばコクが激増して、バッチリなのさ!e0094270_2352348.jpge0094270_2354265.jpg
うむ、まさにS&Bの回し者状態だが、ホントに重宝しているので。。。

で、タイトルのとおり、恥ずかしいソースの話。
別にデミグラスソースは恥ずかしくない。
恥ずかしいということはつまり、ウスターソースの話なんだが。

ウスターソースは、もともとウスターシャーソースといったらしい。
ウスターシャーとは、イギリス西部の地名。
というのは、丸々美味しんぼの知識だが、もともとはインドに出張?してたイギリス人による偶然の産物だそうだ。
以下引用。

「1835年、ベンガル総督を引退後、ウスターシャーに帰ってきたサンディ卿は、
 インドの味が恋しくなって、ジョン・リーとウィリアム・ペリンに
 魚とさまざまな香辛料を使ったインドのソースを作るよう頼みました」
「作ってみるとひどい香りと味なので、二人は蔵の中に放っておきました」
「2年後蔵の掃除の時に発見して試したら、味も香りも素晴らしいものになっている。
 で、それをウスターシャーソースとして売り出し世界中に広まったのです」

世の中にブラッディーマリーというカクテルがある。
りょうが昔バーテンダーをしていた頃、これを飲む客は相当な味オンチだと思っていた。
だって、ウォッカで薄めた、もの凄く水っぽいトマトジュースなのだ。
しかし、それは当時のサントリーの謀略?によるものだった。
というのは、もともとこのカクテル、こいつにウスターソースを混ぜるのが正式なレシピなんだが、
サントリーが日本で紹介していたレシピは、単にウォッカとトマトジュースだけ。
何でそんなことしたのか。
サントリーだって、バカじゃない。
きっと、日本にあるウスターソースで試したんだろう。
で、やめたんだろう。
だって、絶望的に不味いんだもん(゚◇゚;)。
そう、このカクテル、日本のウスターソースと致命的に合わないのだ。
だから、あえてウスターソースを抜いてレシピとしたんだろう。
昔はそんなこと知らないりょう、単なる欠陥レシピだと思っていた。

で、美味しんぼ86巻でりょうは本家本元のブラッディーマリーのレシピ、
すなわちブラッディーマリーはウスターソースを入れるという話を見て、
家で、当然写真にあるwブルドッグの奴で試してみたんだが。。。。
前述のとおり、マジで不味い(ー_ー;)
で、美味しんぼでも書いてある、
「この(ブラッディーマリーに使う)ソースは、日本のソースではだらけてしまいます、
 リーアンドペリンのウスターシャーソースでなければ駄目です」
ということを実感、そういわれちゃうと、是非とも欲しくなったのだ。
で、早速探してみるんだが、無い。
というのは、日本の食品法にひっかかるので、輸入が出来なかったようだ。
それが、最近明治屋に入るという話を聞いて早速購入したのが、こいつ。e0094270_2337833.jpg
日本のウスターソースと決定的に違うのは、
日本のよりもかなり甘くない、果物が入ってない、アンチョビが入ってる、というとこか。
おかげで、ブルドッグのを入れた時みたいに変に甘いブラッディーマリーにならない。
つーか、マジでブルドッグのとは別物、本気でうまいカクテルだと思い知った。
水っぽさなんか、微塵も感じさせない、
トマトジュースにアルコールが加わって、更にその「芯」になるソースの味が入って、
芯がある中にも、横に広がる複雑な味。。。。
これは確かに、世界的に「スタンダード」になれるレベルのカクテルだと確信できた。
そんなふうで、こいつ、リーアンドペリン ウスターシャーソース、のおかげで、
長年間違ったイメージを持っていた「ブラッディーマリー」の概念を修正できた。
たとえるなら、ソース抜きのブラッディーマリーが歌舞伎町二郎だとしたら、
こっちは本家本元の、三田本店の二郎だ???
で、ブルドッグのソースを入れると、二郎じゃないが、味の時計台になるwそんな感じ。

いや、こんだけうまいんだから、料理にも、ということで、
最近はフライ系によく使う。
言ってみれば、「ウスターソース ドライ」だ。
例えば、ケチャップと混ぜて使う場合も、必要以上に甘くならずに、
しかもなんかブルドッグソースのものよりも、クールで玄妙な味覚を楽しめる、
一味違うものになる。
これは、「S&B デミグラスソース ルウ」と並ぶ、最近の大ヒットである。

さて、りょうはトマジューよりも圧倒的に野菜ジュースが好きなので、
我が家で飲むのは、りょう開発の「ベジタブル・マリー」w
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これも、りょうなりのこだわりがあり、
しまりのないカゴメよりもデルモンテの、なんかインケンな感じの味がいい。
まるで、ブルドッグよりもリーペリ(明治屋のプロ風)がいいように。

ソースを恥ずかしいと思ってるアナタ!
一度リーペリのウスターシャーソースを試してみたまい!
変に甘くなくて、アンチョビの風味が渋くて、
なんか妙にうまいぞ!
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by ryouchanxp | 2006-06-24 23:57 | 料理
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