夜王

TBS金曜夜10時からやってるドラマ、夜王。
ありていに言えば、ホストの話だ。
去年12ちゃんでやってた嬢王に続き、見てしまっている。

先日、ホストに2回行ったことがあるというキャバ嬢と話した。
彼女は、納得したよ。もう二度と行かないって。
自分は、運がいいだけなんだと。

TOKIOの松岡が演じる異常にかっこよくて、すげえいい奴の主人公、的場遼介。
いるのかもしれない、日本のホストに一人くらいは。
日本のキャバクラ界の頂点とも言える六本木チックの伝説的No.1、
日テレ、「アンテナ22」でも番組の主役のひとりとして紹介されたアリサ嬢、
彼女は全く営業をしない。
つまり、客に媚を売ったりしない。
携帯を持っていないと、未だに言い張っているらしい。
営業しなくとも、お客は来る。

「お給料は、百万円の束が、いくつか」(アンテナ22より)。

(゚◇゚;) (゚◇゚;) (゚◇゚;) (゚◇゚;) (゚◇゚;)

しかし、そんな奴は数万人はいるだろう日本のキャバ嬢で、
1%もいないだろう。
後は?
とってもお仕事だ。
指名のために、売上のために媚を売り、
時にありもしない「交際話」をもちかける。
新宿某Nの、これも神話に近いものがあるNo.1、A嬢。
彼女のお客は、みんな彼女と付き合っていると思い込んでいる。
勝手に思い込むわけがない。
彼女がそういう風に、させているのだ。
信じる方が馬鹿だと言いたいそこの君、
100人を超える客全員がそう思い込めるって、
全員馬鹿だって言い切れるかい?
それは、彼女が、とてつもなくうまいだけであって、客が馬鹿なんじゃない。
それくらい、凄いコなのだ、A嬢は。

男でもそんな風になるのに、もっと一途で純粋な「女性」という性の場合、
大変なことになる。

自分は、新宿を代表する超有名ホストクラブと、
六本木のやはり超有名ホストクラブに行ったことがある。
新宿は「愛本店」、愛に仲のよい友達(♂)がいる海ちゃんと3回ほど行った。
いつも二人で3~4時間いて、会計は2万円強。
ホストというよりは、キャバクラと比較しても馬鹿みたいに安い。
それは、そのお友達も海ちゃんからぼったくろうという気もないし、
海ちゃんも自分に気を使って「初回料金」とか色んな裏ワザで安くしてくれているからだ。

んで、六本木の有名店。
ここは、当時気が狂いそうな位好きだった、六本木のキャバ嬢のコ、
仮名で理沙としておこう、そのコと行った。
理沙の彼氏は、その店のホストで主任クラス。
彼女は、給料の全てをその彼氏の売上に使っていた。
でも、誕生月に売上がかっこつかないとかで、自分にお願いしてきた。
それで、行きましたよ、某ホスト。
1回目、理沙と二人で3時間。
お会計、22万円(゚◇゚;)。
大暴れしそうになった。
2回目、理沙、その幼馴染、そして自分の3人。
やっぱり3時間、28万円(゚◇゚;)(゚◇゚;)(゚◇゚;)。
つーことで、2回でちょうど50万だ。
で、後悔したかって?
後悔したよ、金額は。
でも、一方で、自分が億万長者だったら、
週に1回は来たくなるほど楽しかった。
麻薬に近いものがあった。
だから、ホストは怖いのだ。

理沙は、自分が離婚してから初めてはまった女のコで、
未だあれ以上にはまったコは自分にはいない。
知り合った当初から、彼女は何故かりょうを馬鹿みたいに信頼して、
彼氏の存在をのっけから言うわ、
彼氏と同棲してた部屋の場所を教えるどころか上げてくれるわ、
実家の飲食店に連れっててくれるわ、
最後まで男としては愛してはくれなかったが、
人間としては、一番信頼し、心を許してくれた。
そして、彼女はそのホストの彼氏と一緒にお水の世界から足を洗い、
彼女自身は今は実家の飲食店を手伝っていて、彼氏は昼間の仕事。
もうすぐ結婚だ。

で、まあそんなのろけにもならない話はおいておいて、
その過程で、彼女はいろんな裏話をりょうにしてくれた。
キャバクラの話、そして、ホストクラブの話。

彼女のホストについての話は、本当に衝撃的なものだった。

彼女は言う。

普通のOLとか看護婦が通うようになると、だいたい2/3は半年後には風俗行くよ

これは、彼氏からの話だけでなく、自分で彼氏や他の客の話を総合した実感だそうだ。
彼女は、彼氏が幹部だったせいもあり、その店の幹部と総じて仲がよく、
よく幹部連中と遊びに出かけていた。
だから、ホストの世界には、いち客のレベルを超越してよく知っている。
まるで、りょうがキャバクラの裏事情について、下手なキャバ嬢よりも詳しいように。

そして、一番衝撃的だった話。

彼女の彼氏のお店の話かどうかは、今もわからない。
でも、こういう店があるそうだ。

ホストの売り掛けは、自動的にヤミ金融の貸付になる。
利子は、10日で3割。10万が10日で13万になっちまうものだ。
そして、それが払えないと、どうなるか。
川崎のソープランドに行くことになる。
何が凄いって、ホスト、金融、ソープランド。
その全ての経営母体が同じだということ。
つまり、システムなのだ。女性を風俗嬢にする。

これには、さすがの自分も心底驚いた。
でも、考えてみればこんなに効率的なシステム、そうそうない。
理沙は、最後に勤めたキャバクラに入店する際、
紹介したスカウト会社に店から100万円のスカウト料が払われた。
キャバクラですらそうなんだ、
風俗店のスカウト料など、それこそとんでもない額となるだろう。
当然ヤミ金融の広告料だって、馬鹿にならない。
それが、全部不要になるのだ。
ホストで利益が上がり、出来た売り掛け、はヤミ金融の貸付になる。
ヤミ金融は違法な金利で収益を上げ、ついに払えなくなればソープに紹介する。
ソープは、紹介料など不要で人材をゲットできる。だって、要は事実上の社内紹介だから。
で、女性は借金で店に縛り付けられ、骨の髄までソープで働かされる。
これは、絶対に嘘じゃないという直感があった。
だって、ホストクラブ経営するなら、むしろこうしない方が馬鹿だ。
風俗の門をたたく女性の大多数が、ホスト通いのお金を理由としているのは公然の事実だ。
その間に金融を挟み、その負債を違法に急激にボリュームアップさせれば。
これ以上ないってほど効率的なシステムが出来上がる。

つーことで、夜王。
題材として、取り上げるのはいい。
自分も、ホストについてはキャバクラほど詳しくないので、
例えば「嬢王」で、「場内指名」で「指名替え」なんて馬鹿な話されて萎えるようなこともない。
でもな。
ホストを美化するなって。
どんだけシャレにならない話が、ホストがらみで転がっているのか、
わからないわけじゃないだろう。
遼介みたいなホストは、いても歌舞伎町全体でもひとり、
日本でも二人いるかどうか、って程度の存在で、
あとのほぼ全員は、客を金としか思っていない、そんな奴だ。
理沙のように、ホストと結婚する女のコもいるし、
自分が知るキャバ嬢の彼氏は半分近く元・現客だ。
確かに、本当の恋愛は、客と嬢やホストで成立する。
でも、それはひとりのホストや嬢に対して、客ひとりしかいない。
残りの全ての客は、客でしかない。
客でしかない存在は、金でしか、ないのだ。
そして、ホストは、麻薬だ。
キャバクラやクラブと比較しても、格段に楽しいのだ。
あんなに楽しい場所って、そうそうない。
しかし、それが既に罠なのだ。
そこに、異性の感情が絡んだら。。。。
誰しも、覚せい剤打ってみて、中毒にならないと思う人間はいないだろう。
でも、極たまに、そういう奴がいる。
自分が思うのは、ほぼそれと同じような確率で、
ホストに行ってもはまらない奴がいる。
でも、それは、たまたま。
普通ははまる。
そして、はまったら、そのまま2/3の確率で風俗嬢だ。
少なくとも、ここみてくれてる女性たちに、強く主張したい。
「ホスト行ってみたい」っていうのは、
「覚せい剤打ってみたい」というのと同じだということを。
ごくたまにいる、海ちゃんみたいな奴を見て、
はまらない人もいるというのは大間違いだ。
有名店の実力は、本当に凄い。
同性のりょうですら、心底楽しませてくれるのだから。
でも、凄いがゆえに、不幸の連鎖が生まれるのだ。
その現実を知らずに、軽い気持ちで足を踏み入れて、
今、どん底まで落ちている女性は、山ほどいる。
という話。

まあ、自分の知識はあくまで超のつく有名店に偏ってるから、
そうじゃないお店も多かったら、そりゃすまん。
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by ryouchanxp | 2006-02-11 19:12 | 六本木キャバクラ
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