ある契約

完全に、プライベートな日記です。
しかもとてつもなく不道徳な内容です。不道徳、不潔、インモラル、エロ、そんな感じです。
つーか、妙にマジで絶対面白くありません、つーか多分キモいです、はい('A`)
それでも読んで下さるという、とても奇特な方(゚◇゚;)は、どうぞ。


3歳までの間に、親に愛されずに育った子供は、
自分への根本的な自信をもてない。
どんな親だって、生まれたての子供はかわいい。
だから普通は、思い切り愛する。
ということで、そんな人間、滅多にいないのだが、
ごくたまに存在する。
そういう珍しい人間が、大学生までの自分だったりする。

そういう人って、まず根本的に人を愛することを知らない。
人に心や体を求めることはあっても、
つまり人を好きになることはあっても、
何一つ人に与えようとはしない。
自分は愛情ブラックホールと呼んでいるが、
愛されても愛されても、一切返さない。
そういう、ミステリアスかつ一方的に愛情受け取って一切返さない人間は、
実は、とても、もてるのだ。
はい、中学、高校、大学の頭、かなりいい思いをしましたヽ(゚∀゚ )ノ。
そして、こういう人間が真人間になるたった一つの方法。
過去得られなかった親からの愛情の代わりに、
後天的に親の愛情の数倍?いや数百倍かもしれないほどの、
一方的な、膨大な愛情を得ること。
自分は、ありがたいことに、そういう人が大学1年の末からいてくれた。
5歳年上の幼稚園の先生だった。
それから2年。
いつの間にか、生まれてから22年近く、
誰も愛したことのない人間だった自分が、
生まれて初めて、その人を愛した。

3年前、昔の自分とそっくりな女のコと出会った。
当時22歳の彼女と会ったその日に、りょうは言った。
「誰も愛したことないでしょ」
そのコは、本当にびっくりしてりょうに言った。
「何でわかるの?」

当時そのコには、2年弱付き合っている彼氏がいた。
その彼氏は、出会った頃、彼女に言ったそうだ。
「お前の中って、空っぽだろ。俺がそれを埋めてやる」
彼女は、その言葉にいたく感動し、
彼と付き合うことを決めた。
ところが。
彼は、何で彼女のことがすぐにわかったのか。
それは、彼も彼女と同じ、空っぽだったから。
人を愛することを知らない二人が付き合って、
そしてお互い得られない愛情に、傷つけあい、
苦しみ、彼女と彼の関係は、袋小路に入っていた。
彼女は、精神的にも肉体的にもおかしくなり、
入院するまでの事態に至っていた。
そんな直後、退院して、少し落ち着いた頃、
彼女は、りょうと出会ったのだ。

彼女は地方に住んでいた。
彼女は、月に一度、往復7時間時間かけて、りょうに会いに来る。
東京滞在時間を考えれば、完全にまる1日だ。
それは、世間で言えば、いわゆる「愛人契約」。
彼女はネットでとんでもない高額な愛人契約を募り、
それに応募した男が100人弱。
そんな中、彼女の言う金額的条件の下限を満たした男が3人。
りょうの他は、下限の1.5倍、2倍という条件。
ところが何故か、彼女はその3人と会ってみて、
下限ギリギリのりょうを選んだ。
彼女は、本質的に悟っていたんだと思う。
愛情とお金が、実はとても似ている物だということを。
そして、自分に高いお金を払う男こそが、
自分を愛する可能性のある男だということを。

そんな世間で言えば不道徳な関係は、1年以上続いた。
ところが、面白い変化が彼女にあらわれる。
愛情に飢えて東京に来る彼女。
最初いつも帰りには、飢えが満たされて、とても無愛想で帰る。
まるで、「もうおなかいっぱい、もういらない」と言うかのように。
それが、4ヶ月目だっただろうか、
少しだけ変わった。
帰りも、少し楽しそうにしている。
というか、嬉しそうにしている。
それまでとは、ちょっと違っていた。
それから、彼女から届くメールに、こんなことが書いてあった。

>●●は東京に行って○○ちゃんに可愛がってもらうと
>彼氏にも優しくなれるし 気持ちがとても落ち着くみたい。。。
>○○ちゃんってお薬みたいに効き目あるかも(^^)

彼女が優しいわけが、こんなとんでもないことで実現していることを、
彼氏は全く知らないのだ。
ある意味、ものすげえ酷い話だ。
しかし、世間で言う愛人関係と、ぼくらの関係は、
本当にちょっと違っていた。
りょうが誠心誠意、心も体も、時間をかけて彼女を愛する。
彼女はそれを一方的に受け取るだけ。
でも、彼女にはりょうに対する膨大な感謝の気持ちと、
お互いヒミツを共有する、深い信頼関係があった。
考えてみれば、彼女がまる一日かけて東京に長旅する時間、
彼女がキャバクラで働けば、彼女はそれ以上の収入を得ることができる。
以前彼女は、彼女の地元で最も有名なグループの旗艦店で、
体験入店3日目にしてナンバー2になったとんでもない美貌の持ち主。
時給とバックで二晩で充分、りょうが東京で払っている金額を簡単に超える。
そのときは彼氏にバレてすぐ1週間で辞めたのだが、
月2回程度なら、バレずに、東京に来るよりもずっと楽に稼げる。
当然、Hなんかすることなく。
なのに、東京に来るのは、絶対にお金だけでないと、確信できた。

そして。彼女は、どんどん、帰りの時間になってもりょうに、
とても嬉しそうな笑顔を見せるようになった。
そして、彼氏との関係も、どんどん良好になっていったという。
彼だけでなく、彼女の友達との話ひとつとっても、
彼女が人を愛することを知らない女のコだったことは、
もう過去のこととなりつつあったと思っていた。

その後、2004年9月、最後に彼女に会った時から、
3ヶ月彼女は東京に来なかった。
そして出会ってから丁度2年が過ぎた時、彼女から来たメール。

>○○ちゃんに会いに(誰にも秘密で)東京に行くのは
>気分的に悪いことしてるみたいで 今の●●にはできないんだ。。

彼女は、本当に、彼を愛することが出来るようになったんだろう。
そんなことがあって、りょうと彼女の不思議な関係は、終わった。

今でも、彼女からメールがある。
先日の地震の時も、心配してメールをくれた。
もう彼女と1年以上会っていない。
でも、未だに信頼関係は続く。

もし次に彼女と会えるとしたら、彼女が彼氏と別れた時だろう。
でも、そんな日が来ないことを、りょうは確信している。
自分はかつて、ある女のコから親以上の愛情を受け、
初めて人を愛せるようになった。
そして、かつての自分と同様、
一方的に愛してあげなければならない人と出会い、
機会は少ないけど、その人を親をも超えるだろう愛情で包んだ。

次は。

彼女が、彼氏にする番だ。
きっと、それは実現したのだろう。
そんな2人が、別れるはずはない。

世間から見れば、ふしだら、不潔、不道徳、あらゆる罵詈雑言が並ぶこの関係。

しかし。

それなら、会わなくなって1年以上、
未だにお互いを心配するような関係として、残っているだろうか。
ある人の日記に書いたのだが、
愛情でしか変えられないものがある。
それは、きっと、この世のどんなことよりも価値のあるものじゃないか。
形じゃないんだ。
りょうは、彼女を心底愛したし、
彼女はそれを受け取り、変わった。
彼氏を、心から愛せる女性に。

そして、彼氏が今度は変わったのだろう。
彼女が注ぐ、その純粋な愛情によって。

そんなバトンが、これからも続けばいいと思う。
少なくとも自分の人生、
これだけは成し遂げた、といえるものだ。
他に自分に何の価値がなかったとしても、
これだけは、胸を張っていえる。
ぼくが、彼女を変えたのだ。
彼女と初めて会った時、衝撃を受けたほどの美貌の、
そしてとても可愛らしい心を持つ、
とてつもなく素晴らしい女のコを。

古いメールを整理してたら、
2人のやりとりだけを入れてあるフォルダを久しぶりに見て、
妙に感傷的になっているりょうでした。

BGM:1981~1987 Disk2 Toshiki Kadomatsu(笑)
こんなんかけてるから、更に感傷的に(; ̄口 ̄)!!
e0094270_225447.jpg
[PR]
by ryouchanxp | 2006-01-04 22:44 | 恋愛論
<< インスタントつけ麺 美味しんぼ >>